「シータ的思い込みへの働きかけの限界」と「私がディバインアクセラレーション®を創始したわけ」
ディバインアクセラレーション®創始者の杉浦優司です。
今日は、
これまであえて明かして来なかったいくつかの真実を明かして行きたいと思います。
これから、綴っていくことは、
「なぜ私がシータヒーリングから離れたのか?」に関連すると同時に、「なぜ私がディバインアクセラレーション®を創始したか?」に関連した内容となります。
その前に、まず前提としてお伝えしたい事があります。
それは、シータヒーリングは私が出会った14年ほど前、
当時のスピリチュアル関連の中で画期的なメソッドであり、本当に素晴らしいものだと信じていました。
だからこそ、シータヒーリングを実践し、教えてきました。
でも、そうしていく中で、その可能性を信じてとことん突き詰めて行く中で、気づかされたことがありました。
それは、
シータヒーリングには致命的な欠陥があり、
私が実現したい世界を創造していくには力不足であるという事です。
とは言っても、
シータヒーリングを通じて沢山の学びと気づきがあったのは確かなので、そこは、今でも感謝でいっぱいです。
それらを踏まえた上で、
あくまでも私の主観としてお伝えしていきたいことがあります。
長らく、言葉にできないでいましたが
私が実現したいのは、誰もが、自分の魂の求める方向に導かれるように進み、魂の人生計画をどんどんと実現していく事ができる世の中を実現していく事です。
さらに言えば、
誰もがディバインタイミングの流れに乗って行けるようにしていきたいと感じています。
でも、そうするためには、
カルマ的課題と呼んでいる、何度も生まれ変わりながらチャレンジして来たものの、未だどうしてよいか分からないままになっている記憶の影響を解消していく必要があります。
シータヒーリングを学び、活用し始めた頃は、まだこのようなカルマ的課題の正体が不明でした。
ただ当時、個人セッションを提供させて行く中で、
どうしても変化させられない方がごく一定数いらっしゃいました。また、ごく少数ではありましたが、変化させてもしばらくすると元に戻ってしまう方がいらっしゃいました。今思えば、これがカルマ的課題でした。
そうした中、シータヒーリングを究極まで突き詰めた中で、(カルマ的課題を解消していく上で、)このシータヒーリングのメソッドとしての重大な欠陥と、メソッドとしての力不足に気づいてしまいました。
シータヒーリングで教えている数あるメソッドの中で、要(かなめ)となっているのが、「思い込みへの働きかけ」です。
この「思い込みへの働きかけ」は、潜在意識の中にある”人生を難しくしている思い込み”への働きかけ方であり、シータヒーリングの最も最初に学ぶ講座である「シータ基礎」にて学び、その後、ほぼ全ての講座で使い続けていく超重要テクニックです。
その「思い込みへの働きかけ」の根幹をなすテクニックが3つあります。
1.思考パターンの置き換え
2.感覚感情の呼び覚まし
3.掘り下げ
私が初めてシータヒーリングを学んだ2008年当時は、インストラクターの方たちも「掘り下げ」をほとんど使っておらず、関連情報もほとんどありませんでした。
また、”思考パターンの置き換え”についても、簡単な使い方程度の情報しかありませんでした。
唯一、”呼び覚まし”については、まだ知らないポジティブな感覚を知ることが人生でプラスに働くという事が書かれてあり、応用講座を受ける際に、沢山の呼び覚ましを受け取る事ができるようになっていました。
でも、次第に強調されていったのが、「掘り下げ」でした。
その一番の理由は、「掘り下げ」ないと、(簡単な事例を除き、)思い込みが適切に変化しないことが分かってきたからです。
シータヒーリングでは、掘り下げを通じて、思い込みを作り上げている根本(これを土台と呼びます)を見つけ出し、これを適切に置き換えていくことで思い込みを変えていきます。
また、呼び覚ましを通じて、新しい感覚を潜在意識に教えていくことでも、思い込みを変えていきます。
私自身、潜在意識の思い込みを素早く変えられる事が、シータヒーリングの一番の魅力だと感じていました。それは、潜在意識の思い込みが適切になっていないと、人生を難しいものにしていくからです。
でも、実際にやってみて分かったのは、非常に難しいという事でした。
自分がやっていても難しいことを教えていくことは、さらに難しいというのが実情でした。
でも、シータヒーリングの要がこの「思い込みへの働きかけ」にあると感じていたので、限界までチャレンジし、一つの法則性を見つけました。
それは当時、「掘り下げ虎の巻」として、シータ的世界観に沿った独自の手順として、私のサロンに学びに来ていた方にはお伝えしていて、とても好評でした。
※正直、教科書に書いてある内容だけでは、まず使いこなすことは不可能な状況であり、本当に使えるものとして教えるのであれば、各インストラクターが独自に工夫する必要があったのが実情でした。
でも、ずっとこの思い込みへの働きかけの限界にチャレンジしていた中で、
ある時これら、
1.思考パターンの置き換え
2.感覚感情の呼び覚まし
3.掘り下げ
の限界が分かってしまいました。
その中でも、一番この「シータヒーリングの思い込みへの働きかけ」の限界を決めていると感じたのは、「掘り下げ」でした。
そもそも、シータヒーリングの思い込みへの働きかけを最も効果的に進めるためには、確実に土台を見つけ出す必要があります。
でも、土台を特定し、それを言葉にしていく中で、
1.土台を見つけ出すために、お相手の最も触れられたくない部分に触れなければならない場合があり、とても繊細さが要求される。
2.お相手が、意識的・無意識的に掘り下げの質問をはぐらかすことがあるので、それを掘り下げながら見抜く必要がある。
3.土台がずれていると効果が限定的になってしまうので、的確な言葉で表現する必要がある。
4.土台を言葉にした際、潜在意識的にはその通りであっても、顕在意識的には理解できていない場合、お相手が反発され、対立状態になることが少なからずある。
5.(4にも関連していますが、)お相手に対しジャッジを行わければならない手順がどうしても必要となり、お相手のタイプや、扱っている内容によってはプレッシャーが大きい。
さらに、土台を的確に見つけることができたとしても、それを置き換える言葉を、お相手のこれまでの思考の枠組みを超えた領域で的確に選ばないと、ただ問題を先延ばししたり、問題に蓋をして、顕在意識から見えなくするだけになってしまいます。
これ以外にも、まだまだ沢山あるのですが、一言で言えば、
「シータヒーリングの”思い込みへの働きかけ”は難しすぎて、一部の天才的な才能を持っている人以外は、限定的な領域でしか活用できない!」
ということが分かりました。
ちなみに、限定的な領域というのは、「適切な解が既に分かっていて、お相手にも理解してもらえる範囲」です。
だから、シータヒーリングでは、どれだけ講座を受けてきたより、誰とどんなテーマでペアワークをしてきたかで、クリアリング度合いが全然違うということが起こるのです。
それが、ほぼ全ての講座を受けてきた「サイエンス」であっても、全然クリアリングが進んでいない方がいる理由でもあり、「サイエンス」だからと言って、凄いセッションができるわけでは無いという理由でもあります。
またそれが、
なんとなく変われた感覚を得ることはできても、学ばれた割には、ほんとうの意味で自分の人生のステージを上げながら、魂の人生計画を実現していく事がなかなかできない理由の一つです。
またこの事が、
変化させたはずなのに、全然現実が変わらなかったり、またすぐに元に戻ってしまう理由となります。
さらに言えば、
シータヒーリングでは、自分の理解の枠組みを超えた領域から物事を観る必要があるので、創造主としっかりと繋がり、自分自身を超越し、創造主の観点から物事を観ることでそれを実現していくメソッドとなっています。
でも、シータヒーリングのメソッドは、掘り下げを取り入れたことで、必然的にジャッジが入りやすくなります。
実際、教科書通りやれば、お相手に対し確実にジャッジが入る事になります。
創造主と繋がる事ができたとしても、
結局言葉に落とし込む際に、プラクティショナーのジャッジが入り込む事になります。
(やってみた方は分かると思いますが、)一方でお相手へのジャッジが入り込むメソッドが標準になっていながら、実際のセッションでは、創造主の観点からジャッジすることなく進めていく事が求められていました。
必然的に、思い込みへの働きかけをしている間中、ずっとジャッジすること無くリーディングと掘り下げを同時に行い、さらにお相手が理解できる言葉で伝えていくことは、相当学びを深めた上で、自分自身のクリアリングを進めた方以外はほぼ不可能なのが実情です。
だから、
「一部の天才的な才能を持っている人以外は、限定的な領域でしか活用する事ができていないというのが実情であり、学んだ割には使いこなせていないし、変わりきれていないのが実情です。」
ちなみに、掘り下げを取り入れた、シータヒーリング創始者のヴァイアナさんのデモセッションは酷かったです。特にアメリカ本部にて、海外の方に対して行った掘り下げセッションでは、結局迷走して有耶無耶になっていました。
今にして思えば、これもメソッドとして、欠陥を抱えていた証と言えます。
それでも、
(ヴァイアナさんをはじめ、学んでいた方々も)本人が自覚できている課題であれば、ストレスくらいは解消させていく事ができたので、セッションの目的がストレスの解消であるならば、それなりにヒーリング効果は得られていた言えます。
でも、本人が自覚すらできていない、何度生まれ変わっても上手く行かない状態を繰り返してきた、今生で本当に取り組むべき「魂の課題(カルマ的課題)」を終わらせることで、人生のステージを上げながら魂の人生計画を実現していけるのに対し、シータヒーリングでは、上記の理由から、普通に学んでもその領域に到達する事が不可能であり、学んだ割には、魂が求める方向に進んで行けるようになるために必要となる充分な変化を起こす事ができないのが実情です。
ここで、誤解を恐れずお伝えすると、
私自身は、このシータ的な”思い込みへの働きかけ”において、天才的な才能を持っていたようです。
だから、上記の事がわかった上で、普通では到達不可能な領域にも踏み込んでいく事ができるようになれました。
でも、場面によっては、シータの教科書に書いてある内容の真逆なことをしたりする必要があったりしてきたので、もう私の知っている全てを、シータヒーリングの枠組みの中では教える事ができないことに気づきました。
自分は使えても、教えたことで学んだ側が混乱してしまう事になるので、本当に実用的な方法を教える事ができない・・・。
もしかしたら、それはそれで割り切るという選択もできたと思います。
でも、そうやって割り切ることが、自分自身の”魂の人生計画”的に最善と言えるだろうか?
そう感じるようになってきていました。
そうした中、
それ以降もシータヒーリングの枠組みでの限界にチャレンジし続ける中で出した結論は、
「もうこうなったら、(シータヒーリングの枠組みにこだわることはやめにして、)シータヒーリングの枠組みの限界を超越した、理想の思い込みへの働きかけメソッドを新たに体系化して行こう!」
でした。
そして、新しいメソッドを体系化していく上でこだわったコンセプトが、
(誰もが魂の人生計画を実現して行けるように、)
カルマ的課題であっても素早く確実に解消していく事ができるようになれる。
でした。
長々とここまでお読み頂きありがとうございます。
いかがでしたでしょうか?
ここまでストーリーが、2015年の夏頃までの話になります。
2015年の夏以降どのように進んでいったのか?
(続く)
<つづきの記事>
「俗に”シータ難民”という言葉が生まれた背景」と「私がディバインアクセラレーション®を創始したわけ」
⇒ https://divineacceleration.com/column/20200204-1/
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