佐々木投手の”登板回避”のニュース報道で分かる視点の違い
日本ディバインアクセラレーション協会 代表の杉浦優司です。
ここ10日間ほど東京に滞在していましたが、関東も梅雨が開けて、一気に暑さが増してきた感じです。
夏といえば、高校野球という方も多いのでは無いのでしょうか?
私自身、すごく野球が好きというわけはありませんが、ここ最近ようやく高校野球ならではの人生ドラマの楽しさが分かってきました。
さて、そんな中、岩手県大会の決勝戦にて、大船渡高校の佐々木朗希選手が、監督の指示の下、”登板回避”した事が大々的なニュースになっています。
このニュースを見ていて、コメンテーターの視点の違いが如実に透けて見えるので、今回はこの話題を”宇宙意識の視点”から解説してみたいと思います。
このニュースをシンプルにまとめられば、怪我をしていないのに、勝負をせずに”登板回避”したのが、
1,英断(正しい決断)
2.問題あり(間違った決断)
のどちらであるか、というところで話題になっています。
ここで興味深いのは、多くの方々がこの件に対し、正しいか、間違っているかの視点で見ているという点です。
そして、この視点に立っている限り、どちらにも正当性があり、強い信念が感じられます。
もう一つ興味深いのは、世代によって捉え方が異なっているという点です。
概ね、年配の方ほど、怪我をしていないのに、勝負をせずに”登板回避”したのは間違いであり、野球の現役世代や若い人ほど、正しい決断と捉える方が多いように感じられます。
まずは、ここで言えることは、正しさは時代と共に変化するという点です。
そして、一旦定められた個人レベルの正しさは、容易には変更される事が無いという点です。
これがしばしば話題になるジェネレーションギャップ(世代の差やずれ)ができる原因にもなります。
でも、視点を変えると、この問題には別の論点があることに気づかされます。
それが、試合間隔の長さです。
そもそも、投手が連投せざるをえない日程であれば、エースが”投げる”、”投げない”が常に話題に成ることになります。
そしては、それは常に監督や選手にどう対応するかの葛藤を強いる事になります。
でも、もしも、試合間隔が十分に空いていればどうなったでしょうか?
もしもそうであったなら、そもそも今回の問題(葛藤)は起きなかったと言えます。
宇宙意識の視点を補足すると、正しいか間違っているかの視点にいる間は、明確な答えはなくなります。
それは、信念と信念のぶつかり合いになるからです。
でも、この正しい、間違っているという視点を抜け出すと、全然別の答えが見えてきます。
P.S.
ディバインアクセラレーション®を学ぶ中で、このような宇宙意識の視点についても理解を深めて行く事ができます。
<今日のメッセージ>
あなたが、
あなたの正しさにこだわるのであれば、
その信念が、
あなたの正しさを否定する人たちを
あなたの周りに引き寄せる事になるであろう。
あなたが、
あなたの想いに固執するのであれば、
あなたのその想いが、
あなたの想いを否定する人たちを
あなたの周りに引き寄せる事になるであろう。
あなたが、
あなたの正しさと手放し、
あなたの想いを超えていくのであれば、
新たな視点に気づかされ、
新たな仲間を引き寄せる事になるであろう。
愛と感謝をこめて、
杉浦優司
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